ヘルスケア

超本命!医者が毎日飲むサプリメントを紹介してみる

お医者さんってサプリメントとか飲んでるんですか?

よく聞かれる質問なのですが、もちろん飲んでいます。

これは以前「当直室でやっていること」という記事でお医者さんは筋トレが好きだという話をしましたが、健康意識が高いのかサプリメントや食事療法などのいわゆる民間療法的な分野でも興味をもって実践している人が多いようなイメージがありますね。

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私も、多いときで8~10種類ほどのサプリメントおよびビタミン剤を服用しています。
今日は私が日々飲んでいる愛用のサプリメントを紹介します。

ちなみにサプリメントは薬ではなく、”健康補助食品”というあくまで補助的な位置づけですので、薬効が不明なものもまだまだ多いです。
この記事はあくまで一個人の意見なので、参考にとどめていただけると幸いです。

L-システイン

肌の代謝を整える作用があるといわれています。
身体の中に存在するアミノ酸のひとつで抗酸化作用があるといわれています。

抗酸化作用とはいってみれば身体の錆び取り、老化防止ですね。
後述のビタミンCと合わせてとると、美肌にいいといわれています。

私はあまり実感していませんが、二日酔いにも効果があるといわれています。

ビタミンD3

ビタミンDは皮膚に紫外線があたることで作られるビタミンのひとつです。
皮膚が薄い高齢者やデスクワークの人などで欠乏しやすいといわれています。

体の骨や歯を作るカルシウムに関係するビタミンで、身体を丈夫にする働きがあります。
怪しいですが、寿命を延ばすなんかも報告されている不思議なビタミンです。

市販のサプリであれば大丈夫と思いますが、ビタミンCと違ってとりすぎは良くないので用法用量を守って飲むようにしてください。

ビタミンC

いわずとしれた有名ビタミンの筆頭ですね。
抗酸化作用があり、肌の代謝をととのえる働きがあります。
白玉注射のページで詳しく解説していますので、興味のあるかたはこちらも読んでみてください。

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水溶性ビタミンであるため、とりすぎても尿の中から出ていくというので安心ですね。
美肌・美容に興味のある方は、是非L-システインとあわせて摂取してみてください。

コエンザイムQ10

これは補酵素というアミノ酸に似た働きを持つ物質のひとつで、抗酸化物質のひとつです。
コエンザイムQ10はあらゆる動物、植物がもっている物質で、成長のたびに使われることが分かっています。
健康の維持という観点でもコエンザイムQ10は関わっていて、身体の中のコエンザイムQ10 は加齢によって減少することが知られており、アンチエイジングに期待の高まる成分のひとつです。

加齢によっておこる病気に治療が応用が出来ないかと、研究が続けられていますが、今のところ芳しい結果はなく更なる報告が待たれる期待の成分です。
完全に興味本位で飲んでいます。
もし皆さんも試していただけるなら、飲んだ感じの感想をコメントしていただけると嬉しいです。

注:以前、美容やダイエットといった目的にこの成分のサプリメントが流行しましたが、今のところこうした作用は確認されていないようです。

ルテイン

こちらはカロテノイドと呼ばれる色素の一つで、ホウレンソウやケールなどに含まれる黄色の色素をルテインと呼びます。
トマトに含まれるリコピンのほうれん草バージョンとおもっていただけると分かりやすいでしょうか。

これも抗酸化作用を持つ物質として知られていて、主に網膜に存在するといわれています。
そのため、加齢黄斑変性症という加齢によって黄斑という目の視神経が集まるところに水ぶくれができてものが歪んで見える病気の予防に効果があると報告されています。

また、緑内障や白内障の予防としても可能性が指摘されており、主に目の健康のために私は飲んでいます。

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ビタミンB

ビタミンBは疲労回復に効果があるといわれているビタミン群です。
市販の栄養ドリンクにも主成分としてビタミンBが入っていますので、聞いたことも多いのではないでしょうか。

しかし、ビタミンB1とかB2とかB12とか、とにかく紛らわしいですよね。
これは私も学生のころ試験前苦労しました。

面倒な方はマルチビタミンをおすすめしますが、私が飲んでいるビタミンBを1つずつ紹介します。

ビタミンB1

ビタミンB1はチアミンとも呼ばれ、主に糖質の代謝に関係します。

白米メインの偏った食事がほとんどであった江戸時代に流行した”脚気”という病気の原因としても有名で、ビタミンB1の欠乏によって神経の障害をもたらし全身のさまざま症状を呈する原因不明の病気として恐れられていました。
今でも、炭水化物がメインとなってしまう発展途上国では脚気の方は少なくないようです。

糖質の代謝を助けるため、ダイエットや疲労回復を目的とする方はおすすめです。

ビタミンB2

脂質や糖質の分解を助けるビタミンで、アミノ酸の吸収を助ける働きもあります。
爪や髪を強くする作用を持っていて、女性にうれしいビタミンです。

足りないと口内炎や皮膚炎を起こすといわれており、こうしたトラブルをお持ちの方はビタミンB2を積極的にとるとよいでしょう。

ちなみに、ビタミンB2は別名リボフラビンといって黄色い色素が特徴です。
ビタミン剤を飲むとおしっこが黄色くなる、、というあれはビタミンCではなくリボフラビンが水に溶けてあの色になるのです。
これももちろん水溶性ですので取りすぎても大丈夫といわれています。

ビタミンB6

ビタミンB6はタンパク質の代謝を助ける働きがあります。補酵素という種類の成分で、その点はコエンザイムQ10 と似た物質でもあります。

免疫機能を助けて身体の抵抗力を上げる、赤血球を増やす、神経の働きを整えるといった作用があり、足りなくなると貧血や抑うつといった症状を来すことがあります(通常は、ビタミンB12とセットで足りなくなることが多く、貧血や神経症状がメインとなります)。

免疫を高めたい、身体作りをしっかりしたいという方におすすめのビタミンです。

注:とくに喫煙者において肺癌との関連が指摘されています。

ビタミンE

ビタミンEはナッツやウナギなどに含まれるビタミンで、ビタミンCよりも強い抗酸化作用を持つことで有名です。
そのため、がんや加齢黄斑変性症、動脈硬化などの予防に応用できないかと多くの研究が行われております。
現時点では残念ながら目覚ましい結果は報告されていないようですが、免疫機能を高める機能も知られており、まさに今後の研究に期待が高まるビタミンです。
注:一部の癌に対してリスクを高める可能性が現在指摘されています

水溶性ではないものの、便の中からも排泄可能なため取りすぎのリスクが少ないといわれていますが、近年骨粗しょう症との関連が指摘されており、用法用量を守って服用してください。
ワーファリンなどといった抗凝固薬を飲んでいる人にには出血リスクを高めるため厳禁です。

以上、私が愛用するサプリメントでした。
信じるか信じないかはあなた次第、のような不思議な成分から王道ビタミンまでを紹介させていただきました。

日々の体調やストレス、目的によっても使い分けて健康な生活を送りましょう。

ABOUT ME
そう先生
慶應義塾大学卒の都内勤務医。医療情報を一般の人にもわかりやすく、そして「とにかく健康に生きる」をモットーに日々情報を発信していきます。フリーのライターをしながら教育ベンチャーのお手伝いなんかもしています。